新着情報

  • 作家チョン・セランの愛読書と人物の描き方(韓国通信)

    50人の日常をさりげなく、深く描いた『フィフティ・ピープル』(斎藤真理子訳 亜紀書房)が人気の若手作家、チョン・セランさんのトークイベントが11月6日、ソウル市城北区にあるブックカフェ「buku」で開かれました。テーマは「本と私の距離」で、チョン・セランさんがここ数年で読んだ愛読書を紹介しつつ、人物の描き方などの創作秘話を披露してくれました。        韓国の作家では、『誰でもない』(晶文社)や『野蛮なアリスさん』(河出書房新社)の...

    2018-11-15 (木)
  • 教保文庫、10月の月間ベストセラーと新刊(韓国通信)

     教保文庫の10月の月間ベストセラーをご紹介します。8月の月間ベスト10に入っていた作品が7点含まれています。1位の『82년생 김지영』は、斎藤真理子さんの訳で筑摩書房より12月8日刊行予定です。邦題は『82年生まれ、キム・ジヨン』、予約受付も始まっています。本作品は映画化も決まっていて、主人公のキム・ジヨンをチョン・ユミ、その夫をコン・ユというキャストで来年上半期に撮影に入る予定です。       1位 『82년생 김지영(82年生まれ、キム・...

    2018-11-05 (月)
  • 翻訳者と作家が語る韓国文学(韓国通信)

     日本、中国、ベトナムの翻訳者計7人と人気の若手作家キム・エランさんが、韓国文学や翻訳について語り合うイベントが10月12日、ソウル市に隣接する富川市で開かれました。富川市と韓国文学翻訳院による主催です。 第1部では、英国のマン・ブッカー賞を受賞したハン・ガンさんの連作小説集『채식주의자』(菜食主義者)の翻訳者3人が登壇。中国語の千日さん、日本語のきむ ふなさん、ベトナム語のHoang Hai Vanさんが、この作品を翻訳しながら感じたことなどを発表しました。    &nbs...

    2018-10-15 (月)
  • 「上京」(ファン・ジョンウン短編集『誰でもない』)

    柿の木の実が大分色づいてきました。イチョウの木の根元にも銀杏が転がっていて、こうした秋の光景を眺めると、ファン・ジョンウンさんの短編「上京」(『誰でもない』斎藤真理子訳 晶文社)にあった唐辛子摘みのシーンを思い出します。寂れた農村を訪れる、都会での生活に疲れた若者たち。都会の生活をやめて農村で生活するとしても、何も手にしていない自分はここでもやはりやっていけないだろうと彼らは考えます。出口の見えない重苦しさのある作品ですが、登場人物の心の機微、風景描写がとても丁寧で、自分もその場にいて同じ光景を見ているような気にな...

    2018-10-10 (水)
  • 心の辞書

    10月に入りました。「秋の日はつるべ落とし」とも言いますが、日が暮れるのも大分早くなりました。秋の夜長は、少し落ち着いて自分の心を見つめたくなります。詩人であるキム・ソヨンが、詩人ならではの感性と感覚を込めて、特別かつ感性的な心の言葉について語っている『心の辞書』を紹介します。原題:마음사전出版日: 2008年1月20日発行元:心の散策마음산책ISBN-13: 978896090027ページ数: 319版型: 193x138mm分野:エッセイ       ...

    2018-10-02 (火)