翻訳コンクール

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  • 2017年「韓国文学」の出版状況

    2017年「韓国文学」の出版状況                                        舘野晳(翻訳家・出版文化国際交流会理事) 「週刊読書人」(17.12.22)の「韓国文学回顧」欄に、「胸踊る豊作の一年」なる見出しが踊っていた。果たしてそうだったのか。2017年に出た「韓国文学」の翻訳を中心に、その辺りを探ってみよう。まず、これまでとの違いは、版元に晶文社と白水社が加わり、この部門でお馴染みだったCUON、新幹社、かんよう出版、書肆侃侃房、平凡社、現代企画室、論創社、講談社、藤原書店など...

    2018-02-02 (金)
  • 2017年ベストセラーランキング

     2018年も1月半ばとなりました。1月20日から、第4回日本翻訳大賞の読者からの推薦受付も始まります。2017年は様々な韓国文学の邦訳本が刊行され、また、当会でK-BOOK読書ガイド『ちぇっく CHECK』を刊行したこともあり、多くの書店で韓国文学フェアが開催されました。注目を集めはじめた韓国文学の本が日本翻訳大賞に多く推薦されることを期待しています。 さて、韓国の2017年はどんな本が人気を博したのでしょうか。韓国の書店「教保文庫」と「YES24」で発表された集計記事から2017年のベストセラーをのぞいてみよう...

    2018-01-14 (日)
  • 究極の子 ーThe ultimate childー

    2017年はチョン・ユジョンの『七年の夜』(カン・バンファ訳 書肆侃侃房)やキム・ヨンハの『殺人者の記憶法』(吉川凪訳 クオン)など韓国のミステリー作品も翻訳、刊行され、話題となりました。純文学が多いと思われている韓国ですが、ジャンル小説も増えつつあります。その中から、想像力をかきたてる描写力と感動的なラストが秀逸なミステリー『究極の子』を紹介します。原題:궁극의 아이出版日:2013年3月8日発行元:エリクシル(엘릭시르)ISBN-13:9 7 8 8 9 5 4 6 2 0 6 8 0頁数:590判型:139×...

    2018-01-08 (月)
  • 2017年の日本における韓国文学

    先週22日、週刊読書人に東北大学の佐野正人准教授による「2017年回顧 韓国文学」が掲載されました。「胸躍る豊作の一年」というタイトルのとおり、今年は分野も様々にたくさんの韓国文学作品が翻訳、刊行されました。メディアでも多く取り上げられ、韓国文学の大きな波を感じた年でした。これまで韓国文学に関心のなかった方々にも、この波は届いたのではないでしょうか。年明け1月には、晶文社の「韓国文学のオクリモノ」シリーズから『誰でもない』(ファン・ジョンウン著 斎藤真理子訳)が、3月には『あまりにも真昼の恋愛』(キム・グミ著、すん...

    2017-12-29 (金)
  • 第6回『日本語で読みたい韓国の本ーおすすめ50選』説明会(イベントレポート)

     第6回『日本語で読みたい韓国の本―おすすめ50選』の説明会を12月7日に開催しました。師走の多忙な時期にもかかわらず、多くの方がお越しくださり、韓国の本に対する関心の高さを窺うことができました。 今年は、『ピンポン』(パク・ミンギュ著 斎藤真理子訳 白水社)をはじめ、晶文社の<韓国文学のオクリモノ>シリーズなど、たくさんの韓国の小説が翻訳、刊行されました。そこで、韓国文学がどのように受け止められているのか知りたく、特別講演として翻訳家であり児童文学研究家でもある金原瑞人さんに「ぼくの好きな韓国小説、ぼくの気になる...

    2017-12-11 (月)