新着情報

  • 韓国の絵本史と作家3人展(韓国通信)

     慶尚南道金海市で8月31日から9月2日まで開かれた「2018大韓民国読書フェスティバル(대한민국독서대전)」についてご紹介します。政府の文化体育観光部が2014年から「読書の月」の9月に開催している全国規模の読書博覧会で、読書の振興に対する積極的な取り組みが認められた自治体で開かれます。これまで京畿道軍浦市(2014)、仁川広域市(15)、江原道江陵市(16)、全羅南道全州市(17)で開催されました。 3日間にわたって多数のプログラムがありましたが、特に注目を集めていたのは韓国の絵本の特別展です。イ・オクベさん、...

    2018-09-17 (月)
  • 最近の韓国・朝鮮・在日関係図書(1)

     既刊書のうち、目に触れる機会の少ない人文書を中心に、韓国・北朝鮮・在日関係の図書を紹介してみたい。 「目に触れる機会が少ない本」に限定するつもりだったが、最初から「良く見かける」中公新書になってしまった。木村光彦『日本統治下の朝鮮』は、日本統治下の統計とその後の実証研究によって、植民地時代にもかなりの経済の発展があり、各種の産業活動が活発だった事実を追究したものだ。著者は本書で植民地朝鮮における政治的、制度的支配の苛酷さを否認し、かつ植民地支配の合法化を主張してはいない。経済統計に表れた現象を拾い集め、それが韓国...

    2018-09-16 (日)
  • 今、注目の本(韓国通信)

     教保文庫光化門店では、朝鮮最初の女性西洋画家で文筆家でもあったナ・ヘソクの短編小説『瓊姫(キョンヒ)』が発表されて100周年となるのを記念した企画が行われています。その一つとして、大山文化財団が企画した文学選集『경희, 순애 그리고 탄실이(キョンヒ、スネ そして タンシリ)』が8月31日に刊行されました。ナ・ヘソク(1896~1948)、キム・イルヨプ(1896~1971)、キム・ミョンスン(1896~1951)の日本統治時代の女性作家3人の作品を4編ずつ収録。韓国を代表する画家たちの絵も掲載されています。 こ...

    2018-09-07 (金)
  • 教保文庫光化門店、8月の月間ベストセラー(韓国通信)

    韓国の大型書店の一つ、教保文庫光化門店における8月の月間ベストセラー(国内小説)をご紹介します。すでに邦訳のあるリュ・シファ、コン・ジヨンの新作や、チョ・ナムジュの『82년생 김지영(82年生まれ、キム・ジヨン)』、チェ・ウニョンの『쇼코의 미소(ショウコの微笑)』など、今年邦訳の刊行が予定されている作品がランクインしています。写真は週間ベストなので多少順位が違いますが、月間ベストと同一の作品となっています。なお、邦訳未刊行の書籍のタイトルは仮題です。      &...

    2018-09-04 (火)
  • ユースブックフェア、大盛況(韓国通信)

    釜山市で8月中旬、「2018 インディゴ・ユースブックフェア」という青少年向けの行事がありました。本を媒介とした交流や教育を主な目的に、2008年から隔年で開催されているもので、前回ご紹介した「インディゴ書院」が主管、公益法人「チョンセチョンセ」が主催。政府の教育部(日本の文部科学省に相当)や文化体育観光部、釜山市、釜山市教育庁(教育委員会に相当)といった公共機関の後援も受けていました。これまで、「人+間」(2008)、「価値を再び問う」(10)、「共同善を目指して」(12)、「新しい世代の誕生」(14)、「貧しい...

    2018-09-01 (土)